揚げ物の適温は約160~180℃。
水が沸騰する温度は100℃なわけだから大体熱さは想像できる。
調理人の中には温めた油に指を入れて熱さを確認する輩もいるが
それは飽くまでも皮膚という外皮系器官で感じているにすぎない。
・・・この話は真実です。
先日、揚げ物をしようと油を加熱しました。
何のことはありません。いつもと一緒です。
ガスをひねり点火し、鍋で油を加熱しました。
5分くらいした頃でしょうか。私は仕込みを終えた食材に衣をつけ終えていました。
微量の水を指から跳ね飛ばし、蒸発する音やスピードで油の温度を確認した私は、
適温だと判断しました。何の焦りも油断もなく、いつもと変わらない作業です。
まさかあんなことが起こるなんて・・・
5分くらいした頃でしょうか。私は仕込みを終えた食材に衣をつけ終えていました。
微量の水を指から跳ね飛ばし、蒸発する音やスピードで油の温度を確認した私は、
適温だと判断しました。何の焦りも油断もなく、いつもと変わらない作業です。
まさかあんなことが起こるなんて・・・
1つ目、2つ目と投入。そして3つ目を入れる。
瞬間。
食材に付着していた僅かな調味料の水分が蒸発。
しかし衣によって閉じ込められていたその水分は蒸発というよりも爆発に近い。
その爆発は180℃以上の高熱弾を四方にブチ撒ける。
良くある事だが規模によっては大惨事である。
超小規模のその爆発は1つの油弾をつくった。
その油弾は私を目掛けてまっすぐ飛んできた。
ゆっくりと見えた。いや、見えてただけである。反応は追いつかない。
そしてその油弾は・・・
鼻の中に。
・・・油?な・・に・・・・ッギャァッ!!
奇妙な事ですが、本当なんです。
鼻の穴の中を火傷した話・・・
揚げ物にはご注意を。貴方の周りにも危険はあります ・・・
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